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大原 高志
X線・中性子による構造解析, p.198 - 224, 2015/11
本誌は化学者向けの結晶学の教科書であり、X線結晶構造解析の原理に加えて単結晶、粉末X線回折データからの構造解析法、中性子を用いた回折測定と構造解析法、薄膜を用いた構造解析法を網羅している。中性子結晶学の専門家として、中性子回折に関する章を担当し、定常中性子およびパルス中性子の原理、X線と中性子の違い、国内における単結晶中性子回折計、単結晶中性子回折データを用いた構造解析法、更には中性子回折実験の申請法について解説する。
新村 信雄*
日本結晶学会誌, 38(1), p.95 - 98, 1996/00
中性子回折法はタンパク質等の生体物質の水素原子位置を決められる実験手法である。生体物質の生理活性は水素原子の寄与が大きい。そのため、タンパク質中性子結晶学は生命現象の解明に重要な分野であるが、実験が困難であるため余り行われてこなかった。我々は実験上の種々の困難を解決して、回折装置を建設した。これを用いて、ニワトリ卵白リゾチーム単結晶の構造解析用データ収集を行った。